木と暮らしのフェア
趣旨
森林は、木材・竹材・椎茸など林産物の生産を通じて、水源のかん養や災害の防止、大気の浄化など、健康で快適な生活環境を形成するうえで大きな役割を果たしている。
これら森林の持つ多面的な機能の発揮には、森林林業・木材産業が、健全で活力ある状態であることが必要であり、そのためには木材利用の推進が不可欠である。
木材は快適な居住空間を提供するばかりか、再生産が可能であること、またその過程において二酸化炭素を長期にわたって固定し、最終的にはバイオマスエネルギーとして、大気中の二酸化炭素濃度を増加させずに化石燃料を代替できることなど、人や環境に優しい素材として循環型社会の形成に最適な資材である。
このようなことから、木材とのふれあいの場を広く県民に提供し、木材に対する理解を深め、さらに、県産材を中心とした需要を喚起し、県内の森林・林業・木材産業の活力を高めていくとともに、ログハウスやタイニーハウスのモデル展示をすることにより木材の活用方法を周知していくため、平成27年度農林水産祭(第38回木と暮らしのフェア)を開催する。
基本方針
ア)広く県民の参加を求め、県産材の需要拡大を図る。
イ)木製品・林産物の展示・販売を行うとともに、木工教室など県民の参加・体験により木材等に対する理解を深める。
ウ)住宅部材や積木など木の利用に関する普及啓発を行う。
エ)ログハウスやタイニーハウスのモデル展示によって木材の活用方法の普及啓発を行う。
実施計画
ア)実施主体:大分県農林水産祭実行委員会(林業部門運営委員会)
イ)実施場所:別府公園
ウ)実施期間:平成27年10月24日(土)~25日(日)
エ)主要行事の内容
①平成27年度大分県農林水産祭開場式
②木工教室の開催
③木工品・木製キャンピングカー等の展示販売
④ログハウス・タイニーハウスのモデル展示
⑤林産物・緑化木等の販売
⑥林業関係課室コーナー(治山、環境税、鳥獣害対策、木育等)
⑦ミニ上棟式
⑧ジビエ「森のレストラン」
⑨ハンティング模擬体験